【豆知識】引きで魚種を判別してみよう

豆知識・コラム

スピネギでヒットしてから、「これはレンコダイかな?」「お!甘鯛かも!?」みたいな会話を聞いた事は無いでしょうか?
今回はそんな魚種の引きに関してのお話です。

魚種が分かるとメリットは?

甘鯛、マハタ、ヒラメ、真鯛など魚の引きで魚種が分かると、なにかメリットはあるんでしょうか?

ズバリ!魚の引きである程度魚種が分かると、魚種に対してのファイトのアプローチができます。

魚にはそれぞれ特徴のある引きがあるのはご存知かと思います。

スピネギはベイトで巻き上げるファイトと違い、ポンピングファイトを基本としています。
魚の動きや引きに合わせてファイトを行う事で、魚をバラしにくくなります。

甘鯛の引きを例に解説

ここでスピネギのターゲット、甘鯛にスポットを当ててみます。
甘鯛を釣られた事のある人なら分かるかと思いますが、ヒットした直後はずっしりと重みが乗りサイズによってはフッキング後ドラグを伸びるように出して走ります。
その後フッと軽くなって上がってくるのですが、初めての方や不慣れな方は針が外れたと思って竿を煽ってきいてみたり、最悪巻くのをやめてしまう方もいます。
もちろんそんな事をすると、せっかくフッキングされた甘鯛をバラしてしまいます。

ここで甘鯛の引きを知っていれば焦る事なく、しっかりと巻き続ける事ができます。

さらに甘鯛は中層でも暴れます。
暴れた時に焦って竿を煽ってしまったり無理に巻いてしまうと口切れしてバラすリスクがあります。

ここでも事前に心の準備が出来ていれば、しっかりと竿を送り込んでいなす事ができ、無事にキャッチできる確率が格段に上がります。

魚種を判断するには?

魚種の引きを判断するのはどうすればいいのでしょうか?

これは経験でしか無いです。
たくさん魚を釣っている凄腕スピネギアングラーなどは、高確率で当てる事ができます。
また人が釣っている竿の状態を見ても当てる事ができます。

そういった人たちに、魚の引きを教えてもらうのもいいでしょう!

またこのサイトでも、魚種別の特徴のある引き方紹介できればと思います。

針の掛かり具合も判断できる

少し話は変わりますが、魚の引きから魚種だけではなく針の掛かり具合も判断が出来ます。

ちゃんと針が掛かっているか?
スレ掛かりか?
が分かれば、身切れさせないためその後のやり取りも変わりキャッチ率にも大きく差が出ます!

スピネギの達人となると、魚種はもちろん、掛かりどころが口かお腹か尻尾かなども言い当てます。

今回のまとめ

魚種の引きを知っていると、有利にファイトを進める事がお分かりいただけたかと思います。

100%の判別までは難しいですが、引きの特徴から色々と判別をしてファイトをしてみてください。
また上がってくる魚を当てる楽しみも増えて、船上でワイワイできるかと思います♪

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