【テクニック】ジグ回収(打ち直し)の重要性

テクニック

今回はスピネギにおいて、ジグ回収の重要性を解説します。
回収するタイミングなど参考にして、釣果アップを目指してください。

回収はどのくらい?

みなさんはスピネギをしていてジグを回収するタイミングはどれくらいでしょうか?

人によってまちまちで、ひと流しの間ずっと回収しない人や、10回着底程度の人、多い人なんかは2,3着底程度で見切りジグを回収して再度投入される方もいます。
(ちなみに筆者も2,3回程度で再投入をしています。)

結論は「こまめに回収をして打ち直そう!」です

実はこれ、結構分かっている人が多いんですが実際はしていない人が多いんです。
だってしんどいもん・・・笑

ではなぜこまめに回収をした方が良いのでしょうか?
これにはいくつか理由があるので解説していきます。

着底からの数ジャークヒットを狙える

スピネギをしていて最初の第一投の着底からの数ジャークで「ヒット!」のパターンを経験した人は多いかと思います。
(よく落ちパクともいいますね!)

これには理由があって、ジグが落ちて来るのを魚は見ているからと考えられています。
上(海面)から落ちてきたジグを発見して、興味のある魚はそのジグめがけて着地地点に追いかけていくからです。
そして捕食モードに入った魚は、ジグが動いた瞬間に食いつきます!

人間でいうと隕石が降ってきたー!!
近そう!向かってみよう!!!みたいな感じですかね・・・笑

こうした状況を何度でも意図的に作り出すのが再投入です。

よく言われる「落ちパク」も最初から魚がいたのではなく、このパターンが非常に多いです。

フレッシュなポイントを狙える

これはそのままですね!
ジグを回収して再投入することで、いままで狙えてなかったフレッシュなポイントを狙えるという事です。

同じ場所だと魚がいなかったり、ジグを見切った魚ばかりのところでやってもあまり意味がないですもんね。

船が動いていない場合でもキャストする方向を少し変えるなどすることで、今まで探っていなかったポイントを探れるのでとても効果的です。

ジグをしっかりと動かせられる

これはジャークやジグ操作の部分と合わさってくる話ですが、ジグを動かしやすい(よく動く)ラインの角度に持っていくことができます。

ジグを操作していて、しゃくり心地が良かったり、過去の経験からバイトの多かったしゃくり心地を体験したことは無いでしょうか?
体感ですが、その時にジグはしっかりと動いていて魚からのバイトも多くなります。

しかし何度か着底を繰り返していると、ラインが斜めに入りすぎたり(ラインが出すぎたり)、船の真下に来たりしてしゃくり心地が変わってきます。
こうなってくるとしっかりジグが動く事が少なくなってくるので、回収をして、またしっかりとジグが動くラインの角度にする必要があります。

カラー(グロー)の特性

回収が大切な理由としてはカラーも影響します。
グローが入ってるカラーの場合当然紫外線を浴びて蓄光します。

今日はファーストアタック早いなーなんて時には、このグローが効いている場合もあります。
ただ回収をしないとこのグロー部分はどんどん光力が無くなり意味をなさなくなります。

せっかくグローが効く日なのに、グローの恩恵を得られなくなってしまいます。

今回のまとめ

どうでしょうか?
回収(打ち直し)はかなりメリットが多いことがお分かりいただけたかと思います。

ただ冒頭でも言いましたが、正直回収を増やすとめっちゃしんどいです。
しんどい分釣果が上がることも期待できますが、ご自身の体力と相談して実践してみてください。

また完全にこのパターンでばかりヒットするわけではないので、状況や海域に応じて臨機応変に対応してください。

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